着物のメイクやり方

ファンデーションの小技で完璧ベースメイク

お化粧をする前に大切なことは、メイクをする土台であるお顔の肌を調整することです。お肌にシミやクスミがあると、それはそのままメイク後にもでてしまいます。そこでコントロールカラーをお顔の中央から端へとのばしながら、お肌の色を白く均一にしていきます。洋服のときのような陰影のあるメイクではなく卵のような立体感のあるお顔がきものには似合いますので、なるべく色むらがないように行っていくのがポイントです。

 

メイク前の地肌作りが完了してからファンデーションを塗っていきます。顔部分に使うファンデーションは白系よりもピンク系がいいでしょう。白さの中にほんのりと淡く紅がさした肌が着物には似合いますので。また、ファンデーションはパウダーではなくリキッド系が使いやすくてお薦めです。ここではピンクオークルのリキッドファンデーションを顔の中央からスポンジを使って丁寧に目もと、鼻、頬、口元の順で塗っていきます。首や衿足、耳や耳のうしろ側といったところも塗っていきますが、これら顔の輪郭より外側の部分は洋服のときのファンダーションを使っていただいてけっこうです。境目は丁寧にスポンジでぼかして仕上げます。また、ファンデーションでもカバーしきれない気になる部分には指先を使ってコンシーラーをお肌の上に置いていくイメージで塗っていきます。コンシーラーはなるべくカバー力の強いクリームタイプがいいでしょう。

 

ベースメイクの仕上げはルースパウダーを使います。これにより着物美人には欠かせない陶器のような美しい肌の土台ができてきます。パウダーは脂浮きも抑えてくれますので、気になる化粧浮きも心配なしです。パフにルースパウダーが滴るくらいにのせたら、お顔の中央から端まで押さえるように。最後にフェイスブラシを使って余ったパウダーを取り除けばベースメイクの完了です。

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